明日から整える施術録の書き方

柔道整復師の少年へのヒアリング 柔道整復師

【明日から整える!柔道整復師のための施術録・療養費行動ガイド】

■ はじめに:誠実な者だけが、真実の電話を鳴らせる

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療養費の仕組みが複雑になり、書類や記録の整備が不安な人も多いと思います。
けれど、ぼくの経験から言わせてもらうと、

「保険者(健康保険組合など)には、普通に電話しても普通に教えてもらえます」

これは事実です。ただし、誠実な気持ちで接していないと、そういう連絡すら“かけづらく”なる。
つまり、“日頃の姿勢=行動力”になるということです。

大切なのは、「今日までに何をやってきたか」ではなく、「明日から何を始めるか」。
このブログでは、柔道整復師として明日から整えられるToDoを、現実的に、そして希望を持ってお伝えします。

■ ToDo①:まずは“紙”でもいいから記録を1つ増やす

  • 来院者に渡す「予診票」を作る(A4用紙でもOK)
  • 自分のメモ用の「来院簿」や「施術メモ」を用意する
  • 最低限、“誰が・いつ・どんな症状で来たか”を残す

■ ToDo②:机と引き出しの整理から始めよう

  • 施術録を書く場所(机・PC)を1か所に決める
  • 書いた記録を保管する引き出し・棚を空ける
  • 「誰でも見られないように保管する」を意識する

■ ToDo③:スタッフや家族と10分だけ話す

  • 「記録が必要だから、今後こうしていこう」と10分話す
  • 書類の保管場所・記録ルールを共有する
  • 朝礼や終礼で月1回、制度情報をシェアする

■ ToDo④:保険者に1回だけ電話して聞いてみる

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  • 「施術録の項目はどこまで必要ですか?」
  • 「この書き方で大丈夫でしょうか?」
  • 「審査で気をつけるポイントは?」

誠実に尋ねれば、対応してくれる方がほとんどです。不安があるなら、まずは電話からです。

実体験の一例:
以前、スノーボードで転倒して腰を負傷された患者様が来院されました。
初回時には観察所見から打撲の可能性が高いと判断し、心配だったため速やかに整形外科への転院を促し、レントゲン撮影と医師による診察を依頼する紹介状をお渡ししました。
結果として、医師からは「腰部圧迫骨折」と診断されました。
この件について保険者に確認の電話をしたところ、「初回処置時に打撲と判断したのであれば、その内容で申請してください」と丁寧に対応いただきました。

この経験からも、「誠実に対応し、必要な場合には医師へ託し、確認を怠らないこと」が制度上も倫理的にも大切だと実感しました。

■ ToDo⑤:記録の電子化・保存の第一歩

  • 手書き→スキャンしてGoogleドライブやiCloudに保存
  • Excelで施術録フォーマットを作成し、印刷・記録
  • USBや外付けHDDにバックアップ(パスワード付ける)

■ ToDo⑥:個人情報を守る“鍵とルール”を作る

  • 書類棚や引き出しには鍵をかける(物理的な整備)
  • パソコンやスマホにはパスワードを設定
  • 施術録を外部に持ち出す場合は封筒・管理簿に記録

■ ToDo⑦:月に1回だけ“自分の記録”を振り返る

  • 先月の施術録を1ページだけ見直す
  • 書けていない所、伝わりづらい所をメモする
  • 「来月はここを改善しよう」と1つだけ決める

■ なぜ「2016年のリンク」なのか?

支給・審査の制度は、年々変わるようで、実は「大きくは動いていません」。
たとえば、以下のリンクにある「社会保険支払基金のQ&A」は、2016年のままです。

つまり、それ以降“更新されていない”ということは、
現場の運用がほぼそのまま維持されているということ。

これは、私たち施術者側にとっては、「不安」でもあり「チャンス」でもあります。
動かない制度だからこそ、自分たちの整えが“光る”んです。

制度が新しくならないなら、記録の姿勢を新しくしましょう。
「何をどう書くか」は、私たちが創っていけます。

■ 読後のまとめ:今日やる3つ

  • 「予診票」を印刷する or 手書きで作ってみる
  • 保険者に電話する勇気を持つ(番号を調べておく)
  • 机の上・記録スペースを“整える”

■ 関連リンク(信頼の情報源)

■ 筆者プロフィール

澤田賢二プロフィール画像
澤田 賢二(Kenji Sawada)
柔道整復師・介護支援専門員/接骨院「整え.jp」運営。
行政指導・破産・再起を経て、「壊れても、整え続ける」治療家へ。
保険制度の整え、記録の安心、安全な現場作りを支援しています。

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