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ケアマネ試験|合格までの道【第2部】
― 地域包括ケアシステムを理解して、人生を整える ―
けんじ接骨院の澤田です。
本記事は、2018年、合格率10.1%という狭き門を突破した「夫婦のリアルな勉強記録」として綴っています。
「忙しい中でも合格できるのか」「参考書は何が必要か」「地域包括ケアはどう学ぶか」
これらの問いに対して、実体験を通じて真摯にお伝えいたします。
■ 勉強は、暑い季節の中で始まった
ケアマネ試験は、毎年10月の実施。
つまり、勉強するのは夏から秋にかけて、まだ暑さの残る季節です。
当時の私は、現場の責任者として働きながら、家族を支える立場でもありました。
いわば、「仕事」「家庭」「学習」を並行して進める生活でした。
そんな中で私は、1日7時間の勉強を自分に課しました。
妻は1日30分。時間は少なくても、毎日必ず机に向かっていました。
結果、私たち夫婦は揃って一発合格。その経験からお伝えできることがあります。
■ 教材は、たったの2冊
- 中央法規『過去5年分の過去問集』
- 中央法規『ワークブック(基礎力アップ)』
この2冊以外は使用していません。
合計で約8,800円。日々のコーヒーを数回控えれば用意できる金額です。
■ 地域包括ケアシステムを理解することが合格への鍵
私が合格の要因として最も強く実感したのは、「地域包括ケアシステム」の理解です。
制度の枠組みや役割を、自分の言葉で説明できるようになったとき、試験問題の解き方が変わりました。
選択肢の見え方が変わり、迷いが減ったのです。
暗記だけではなく、「支援するとは何か」「自立支援とは何か」を考える視点。
これが、試験を突破する力に直結しました。
■ 背中を見せるという決意
娘は当時中学生。
夫婦で静かに机に向かっている姿を、何も言わずとも見せていました。
「親が努力する背中を見せよう」
その思いが、勉強を継続する原動力になりました。
本気で変わりたかった。
このままでは終われない。
そんな気持ちが、私たちの勉強を支えてくれました。
■ 笑いながら、そして時に涙しながら
すべてが順調だったわけではありません。
寝落ちして自己嫌悪に陥った日もありましたし、勉強中にため息が止まらなかった日もあります。
それでも、「今日も少しでもやった」という達成感だけは、笑顔で共有し合いました。
学んだのは知識以上に、「支えることの大切さ」だったかもしれません。
■ 最後にあなたへ
ケアマネ試験の合格に、特別な才能や環境は必要ありません。
今のあなたのまま、始めて大丈夫です。
時間がなくても、仕事が大変でも、それでも挑戦する人は必ずいます。
そして、合格してから見える景色は、確実に広がっています。
現場で働くケアマネジャーの皆様に、深い敬意を込めて。
そして、これから目指す方々に、心からの応援を。
次回は、試験当日の過ごし方や心得について綴らせていただきます。
ご覧いただき、本当にありがとうございました。
澤田 賢二(Kenji Sawada)
柔道整復師・介護支援専門員/接骨院「整え.jp」運営
行政指導・法人破産・自己破産・再起を経験し、「壊れても、整え続ける」道を歩む。
医療・介護のはざまで苦しむ人々の“整い”を支える活動を続けています。
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